ダイソン掃除機DMよりHeat20を考える

バッテリーの性能を最適に保つために


朝晩の冷え込みが強くなって参りましたが、いかがお過ごしでしょうか?

 

一般に、充電式のバッテリーは、寒い場所や気温差の激しい場所で、性能が不安定になりやすいと言われています。冬場、極端に気温が下がる廊下などでの収納を避け、室温18 - 28℃で保管いただくことで、トラブルを防ぐことができます。

引用:ダイソンDM【ご案内】寒い時期にバッテリーの性能を最適に保つために

 

保管は、室温18℃以上28℃以下…

人間もバッテリーも室温18℃以上が必要と言う事です。

筆者は、過去にダイソンの掃除機を非断熱空間のサンルームに置いてバッテリーを約2年でダメにした経験が有る。ギリギリ保証期間内の為、カスタマーセンターへ連絡した際に「このバッテリーについての相談はかなり多い」と教えて頂いた。

 

アレから7年位経つが、このDMが届くと言う事は現在でも室温が18℃未満になる非断熱空間、又は、非暖房空間が多いと言う事だろう。

 

新築でも気密性能が悪い住宅だと温度ムラが酷くなる。ひとつの部屋(天井と床)だけで無く、家全体に温度差が発生する。

 

一部のブログで「エアコンを部分的に運転するより、連続運転した方が効率が良い」とか、「ヒートショックを避ける為に全館連続暖房を推奨」する内容を見かけるが、気密性能が悪い住宅では「穴の空いたバケツに水を貯める」行為と同じです。

 

強引に温めようとすると温度差が広がり、床と天井の間で10℃近い温度差が生まれる場合も有ります。高い温度で室温が安定する為、23℃設定では寒さを感じます。

正直、ECOでも健康的でも無いです。

少しの違いで断熱性能は大きく変化する為、家を購入する際は、気密性能を確保出来る会社を選択する事をオススメします。

 

掃除機の置き場と住宅の依頼先には、気をつけましょう。